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時どき意を決して一番距離のある大池に続く道に向かうのです。
あづま屋のある尾根道までは広いのですが、その先は並んで歩くのが
少しキツイくらいの細い道となります。
しばらく歩くと、行き止まりの案内板があり、右の大池に続く横木の狭い階段を
下りることになります。
人っ子一人いないうえに、木が生い茂って昼でも薄暗く、
以前トグロを巻いていた場所に来るといつも後悔する始末でした。 |

露出した木の根がマムシに見え、落ちて曲がりくねった枯れ枝にヒヤッとし、
根っこに足を取られ、はらはらしながら下って行きます。
大池が近づいてくると、道はドロドロとぬかるみとなってきますが、大体この辺りまで
来ると危険が去った気分になり、騒いでいた気持ちが徐々に薄らぐのです。
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池が近いので道はさらにぬかるみ、渡し板をピョンピョンと渡って行きます。
そしてこの踏み板を渡り終えると、左側に太い字で、「危険!マムシに注意」と
立て札が立っているのです。 《ひぇ〜〜こわっ〜〜》
ここにマムシの標識があるのは承知しています。分かっていながら標識を
見ちゃうんです。周りはシーンとして誰も居ないのです。
見るからに気持ちの悪い銭形模様のマムシが、独特の姿態をくねらせ、すぐそばの
草むらに潜んでいる気がして、ここから一気にドッキン、ドッキンが始まるんですね。
だったら見なければいいのに、毎回見てしまうんです。
困ったもんです。
この標識は、映画やテレビなどで 怖い怖いと思いながら見ていると、ここぞと思う段階で
いきなり大音響を鳴らす、あの効果音に似ていますね。
怖いんですよね。 ほんとうに、これ。
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| 上記の標識が朽ちてしまったためか、現在は下記の標識になり、場所も後退しています。 |
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