11月2〜4日にかけて、紅葉の盛りであるの水上温泉に行ってきました。紅葉を
求めて水上から日光まで駆け足の旅でしたが、それなにり楽しんできました。

霧降の滝に向かう途中の紅葉
今年の紅葉の旅はどこにしようか、と迷っていた矢先、ちょうど10月の半ばにTVで「紅葉の宿」
の特集があり、渡りに船とばかりにすぐに申し込みました。申し込んだのはいいのですが、
1週間前の天気予報では、11月の2、3日は天気がぐずつくとあり、がっかりです。
ところが当日になってから水上の天気は午後から雪だというのです。出発の段階でタイヤを
求めタイヤ館へ。しかし雪国でもない横浜ということや、私たちの車が特殊なこともあり、
スタッドレスタイヤはありませんでした。
寒い地方であればタイヤも多くあるだろうと見切り発車し、東北自動車道の渋川で途中下車
しました。しかしここでも車に合うタイヤはなく、またタイヤチェーンも合うサイズがなく、
しかたなく、このタイヤにもっとも合いそうなチェーンを購入したのです。
案の定午後から雪になりましたが、チェーンをつけることもなく旅館に到着できました。
≪猿ヶ京温泉≫
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| 民話を聴く囲炉裏の部屋 |
お客を交えての餅つき |
民話の語り部
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お風呂と食事が終わって8時になると、楽しみにしていた旅館の名物、「民話の語り」
がありました。写真はフラッシュを焚いたので明るいのですが、実際はロビー1階の
味噌蔵の薄明かりの中での、民話を語るにふさわしい部屋です。
30人くらい集まった部屋の中で餅つきが始まり、掛け声と笑い声とともに熱気が
充満しました。餅つきが終わると、語り部が笛を吹き、物哀しい音色に包まれると、
いやが上にも昔懐かしい世界へと惹きこまれて行きました。
民話は神秘的なものやユーモラスなものなどで、方言を交えた語り口は独特の
雰囲気を醸し、味噌蔵はシーンと静まり返り、不思議な時間に誘われました。
猿ヶ京温泉の由来と歴史
永禄三年、越後の上杉謙信が三国峠を越えて宮野と言われていたこの地の城に泊まりました。
その夜謙信は大好きな酒を飲み、気持ちよく眠りについた所、奇妙な夢を見ました。
宴会の席でお膳に箸が片一方しかなく、料理を口に入れたとたん、歯がいっきに8本も抜け、
手の中に落ちてしまったと言う夢です。
翌朝、大事ないくさの前に不吉な夢を見たと家来の直江山城守に言ったら、知恵者の直江は
その夢は「片っ端(箸)から関八州(群馬県を含む関東地方全域)を手中にするという、縁起の良い
夢でございます」と言いました。
その日はちょうどさるの年、さるの月、さるの日、そしてなんと謙信の生まれ年だったことから、
「この地をさるが今日と改めるぞ」と、謙信も上機嫌になりました。
この『さるが今日』が文字も変わって『猿ヶ京(温泉)』と呼ばれるようになったといわれています。
猿ヶ京ホテルの案内より
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≪ならまた湖ダム≫
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| 旅館からならまた湖に向かう景色 |
ならまた湖ダム |
ダムの材料運搬用のタイヤ |
翌日は次の旅の目的地、湯ノ小屋温泉に向かいました。
昨夜は雪が降ったので、紅葉と雪景色という恵まれた(?)光景が楽しめました。
左の写真は雪と紅葉の景色です。ならまた湖は紅葉が雪をかぶり、別な趣が
ありました。右に映っているタイヤは、ダムの材料等の運搬に活躍した80トンの
ダンプトラック用のものだそうです。
≪照葉峡≫
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| 雪をかぶった奥利根湖 |
雪の間から紅葉を見せる照葉峡 |
雪が降り積もった照葉峡 |
奥利根湖は群馬県と新潟県との県境に位置し、山奥にある湖です。眺望抜群
ですが、初雪が降った日ということもあり、寒い、とにかく寒いのです。紅葉も少し
は残っていたのですが、それも雪に隠され、写真1枚撮るだけで引き返しました。
照葉峡はその名の通り美しい渓谷といわれ、楽しみにしていたのですが天気が
あいにくで、晴れたと思うと雪になったりという状態でした。 上流に行くに従い雪が
深く、やむなくUターンです。俳人、水原秋桜子が命名した11個の滝も雪に遭い、
見ることもなく通り過ぎてしまいました。でも雪は幻想的ですね〜。
≪湯ノ小屋温泉≫
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| 湯ノ小屋温泉のホテルからのビュー |
上記の写真はホテルの窓からの暮れゆく湯ノ小屋温泉の山並みの眺めです。
静まり返った世界なのに饒舌に何かを物語り、威厳に満ちていました。
TV放映のため、ホテル側では特別にテニスコートの利用やツリートレッキング、
カート散策、グランドゴルフ等のサービスを設けていましたが、この雪のため、
屋内以外のサービスは残念ながらすべて利用できませんでした。
ただ部屋は、私の好きな大きな窓が東と南に張り出し、思う存分美しい景色を
堪能できました。
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| 西の山々を照らす月明かり |
太陽と月の明かりに照らされた山々 |
山から顔を覗かせる太陽 |
上記の写真はホテルの部屋の窓からの眺めです。
左の写真は朝5時半過ぎの写真で、月明かりに照らされた山々です。しばらく
すると太陽の明かりが山々を照らし、壮大な月と太陽のショーがはじまりました。
すでに朝食の時間になっていましたが、この御来光の写真を撮りたく、
日の出をジッと待ちました。時間は7時を過ぎていました。
≪日光≫
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次の旅の目的地は日光です。昨日Uターンした照り葉峡から
120号線で日光に向かいました。
左の写真は、日光の戦場ヶ原で休憩していたとき目にした
光景です。白毛の、胸元の柔らかい感触が感じられるような
かわいい子犬がいました。
飼い主は左で談笑しているご婦人かと思って思っていました。
ところが女性たちが立ち去った後もそのままジッと待って
いるのです。感心なワンちゃんだな〜、と近寄ってみると
正体は、なんと雪? アララ、、、。
マウスポインタを写真に当ててみてください(^u^) |
| 胸毛がモコモコしたワンちゃんが、? |
この後、「華厳の滝」に行ってみましたがすでに紅葉は終わっていました。数年前の同じ時期に
来たときは紅葉真っ盛りだったのに残念です。それでも人気が高いですね、すごい人出でした。
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| 霧降りの滝 |
最後に「霧降の滝」を見てきました。こちらは紅葉が見事でした。
落差85mの滝で、この写真は45mの上滝です。この下に40mの下滝があります。
霧降りの滝は、上下2段に分かれダイナミックにしぶきを上げています。
45mを一気に落ちる上滝、40mを滑り落ちる下滝、落差85mの滝で、
途中の岩にあたるしぶきがその名のように霧を降らします。赤薙山から
流れ出る霧降川が岩を駆け降りる名瀑で華厳の滝、裏見の滝と並ぶ
日光3名瀑のひとつであります。
霧降の滝 案内板より |
今回の旅は、紅葉が終わっているところもありましたが、見るべく箇所も多くありました。水上は
初雪だそうです。とくに照葉峡は紅葉と雪との情趣たっぷりな景色に遭遇できた旅、これは
毎年紅葉狩りに行きますが、私にとって雪と紅葉が一緒になったのは初めての経験でした。
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