菊の花 お線香

菊の花とお線香の感動した思い出

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菊の花お線香&菊花展 〜

菊の花とお線香

菊の花を見るといつも思い出す光景があります。
中野区に先祖代々のお墓があるのですが、母が亡くなったとき宗教上の関係で納骨できず、
新しくお墓を建てることになりました。 お骨はお墓ができるまで市の霊堂に安置することになり、
その間の月命日には花とお線香を手向けに行っていました。

立派な菊の花
霊堂前には専用の駐車場があり、そこから飛び石を渡って
5〜6段の階段を上がると御堂があります。
御堂の前にはとても大きな長方形の香炉があって両脇には
花入れがあります。 大きな香炉なので、先に来た方や
後から来た方たちが一緒にお祈りすることもよくありました。



11月の月命日のことでした。
その日は先客がいました。いつものように香炉の右横に花を置こうとしたとき、
香炉には、今火を付けたであろうお線香が隙間なくいっぱいに焚かれてあるのに気付きました。
そして両脇の花入れにも立派な菊が何本も何本も手向けてあるのです。


見ると、40代半ばの地味な身なりの女性が両手を合わせて瞑目しています。
凛とした雰囲気に圧倒され、私は階段を下りて儀式が終わるのを待つことにしました。
しばらくすると「あぁ、すみませんでした。どうぞ・・」と、女性は声をかけ、野良猫と戯れている
私を促しました。



階段を上がると、
ちょっと驚きました。香炉いっぱいのお線香は息ができないくらいもうもうと燻り、
異様とも思えるくらいの煙となって空へと昇っています。


それを察した彼女は、
「待たせてしまってすみません、実は…先日主人が亡くなりまして…」
と、充血した目で話かけてきたのです。

お線香の煙


「急だったもので何もできず、生きているときには感謝の
言葉もかけずじまいでした。 あのときにこう言えば良かった、
ああ言えば良かったと、毎日毎日後悔の日なんです。
それが辛くて、もう辛くて・・・」
「この声が天国の主人にどうしても届いてほしく、こうして
お線香を焚いているんです。」




彼女の心の悲しみを見て、このちょっと仰々しい儀式も神聖に思えてきました。そして深く感動したのです。
私は返すに値する言葉を探していましたがどれも浮いたように思え、ただただ頷いていました。
もうもうと立ち昇る煙は霊的な空間をも生み、ほんとうに彼女の思いが届いていくような気がして、
供養とはこういうことをいうのだろうと思いました。


そして彼女の何本もの豪華な菊に比して、私の持参した花は貧弱で、母への供養が軽々しく
思えてきました。彼女に対して羨望や嫉妬のような感情さえ湧き起こったのです。



菊を
見ると
今でもあの時の異様なお線香の煙と感動が鮮明に思い出されます。






≪三溪園の菊花展≫
ちょうど菊の花の題にふさわしく、三溪園で「菊花展」が開催されていましたので行ってきました。

三溪園の菊花展
三溪園は、175,000u(53,000坪)の日本庭園で、京都や鎌倉などから17棟の歴史的建造物を集め、四季折々の自然と調和させた見事な景観を保つ庭園です。

近代日本文化の一端を育んだ場所で、美術・文学・茶の湯などを通して文化人たちと広く交流された場所でもあります。平成19年には国の名勝に指定され、庭園全域も文化財として位置づけられています。






菊花展の主な優秀作品

菊(前垂れ懸崖)薄クリーム 菊(前垂れ懸崖)黄 菊(静岡型懸崖)
優秀賞
横浜市文化観光局長賞
優秀賞
神奈川県知事賞
優秀賞
三溪園延長賞

大菊 間管 大菊 大掴み  菊 細管  大菊 広物 


園内の風景

写真左は臨春閣です。紀州徳川家初代藩主の頼宣が和歌山・紀ノ川沿いに建てた数寄屋風書院造りの別荘建築です。

写真中央は、近くに「Kurosawa Film Studio」のバスがあったことから、映画の撮影があったようです。

写真右は旧矢箆原家住宅(合掌造り)白河郷にあった建物で、現存する合掌造りでは最大級の民家です。

写真左は大池での鷺と鴨です。鷺の目はどこか遠くを見つめているように見えましたが、小魚を狙っていたんですね。この後獲物をゲットしたのを目撃。残念ながら写真は撮り損ねました。

写真中央は頭に花を咲かせたような金色の鯉を見つけました。見ようによっては頭に穴が開いているようにも・・・。

写真右は大池の傍にあった白い花で「じゅうがつざくら」と案内板にありました。






12月の催し
≪三溪園≫紅葉の古建築公開
期間:2012/12/1(土)〜12/9(日)

「紅葉の三溪園で重文4棟特別公開」
横浜市中区本牧三之谷の三溪園で、イチョウやカエデなどが紅葉する中、4棟の重要文化財が9日まで特別公開されている。

公開されているのは、1591年に豊臣秀吉が母の長寿祈願のために建てたとされる「旧天瑞寺寿塔覆堂」と、徳川家光が1623年に建てた「聴秋閣」、織田信長の弟・有楽斎が建てた「春草盧」。1日からは江戸時代初期に紀州徳川家の別荘を移築した「臨春閣」も公開されている。 (※2012/12/2日「読売新聞」より)


国指定名勝三溪園
住所:横浜市中区本牧三之谷58-1 tel:045-621-0634・5













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