園芸 用語集

ガーデニング・園芸用語集

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園芸用語集

     〈ア〜オ〉
アーチ(arch) 上部が半円状のエクステリア。木製や鉄製などで、庭の入り口や小道などに作り、バラやつる性植物を絡ませる。
穴あきレン(あなあきれんが) レンガを積むとき、鉄筋を通すために穴の開いているレンガ。
アウトドアリビング
(outdoor living)
ウッドデッキヤテラスのように、リビングの一部として活躍し、住宅外部の自然環境を味わいながら楽しめる空間。
赤玉土(あかだまつち) 深層火山灰の下層部の有機質を含まない火山灰土。通気性・排水性に優れ、大粒・中粒・小粒に区別したもの。有機質を含まないので、腐葉土と一緒に使用する。
アプローチ(approach) 主に門扉から玄関までの道を指す。庭や家の第一印象を決める場所でもあり、重要なポイント。
アンティークレンガ
(antique renga)
ヨーロッパなどで使われていた中古のレンガで、一部が欠けていたり、変色したりしている。微妙な色合いが上品な雰囲気をかもし出し、人気がある。
安山岩(あんざんがん) 火山岩の一種で、溶岩が固まったもの。庭石としてよく使われる。
生け垣(いけがき) 樹木を植え並べて作る垣根。刈り込んで整形する場合が多く、枝が密になるので、美しく仕上がる。
石積み(いしづみ) 自然石または加工石を積み重ねて作る石垣。
移植(いしょく) 植物を掘り下げて、別の場所に移し替えること。
一年草(いちねんそう) 春に種子から発芽し、一年以内に開花・結実を終わり、枯死する植物。
囲炉裏ガーデン
(いろり garden)
庭に火をたく囲炉裏を設けた庭。焚火感覚で火そのものを戸外で楽しむためのもの。
陰性植物(いんせいしょくぶつ) 耐陰性が強く、日陰でも生育する植物。シダやコケ類が多い。
イングリッシュガーデン
(english garden)
イギリスでよく見かける庭の総称。代表的なスタイルはコテージガーデン、ボーダーガーデンなど。
ウォーターガーデン
(water garden)
池や川の流れ、噴水、壁泉などを設置した、水と水生植物のある風景や環境を楽しむ庭。
ウォーターキーパー
(water keeper)
水がためられ、少しずつ土に水が浸透していく器具。留守のときに用いたりする。
ウォールガーデン
(wall garden)
石を積んだり、建物の壁面や塀などの垂直面を利用して作る花壇。
打ち水(うちみず) 気化熱の作用を利用し、暑さを和らげるため水をまくこと。
ウッドデッキ(wood deck) 木製のテラスのこと。雰囲気がよく、通常、リビングから外に張り出す形で作られる。
ウッドチップ(wood chip) 樹皮や木片をチップ状にしたもの。クッション性があるので、歩きやすく、ナチュラルなので植栽にもなじみやすい。
液肥(えきひ) 液体肥料の略。基本的に希釈して使用するものが多い。
枝変わり(えだがわり) 植物の体細胞に突然変異がおこり、芽・茎・枝などに元の植物と変わった特性が表れること。
園路(えんろ) 庭園と庭園の間、庭の小道。
エントランス(entrance) 建物の出入り口、玄関。
オーナメント(ornament) 装飾品のこと。庭で一般的に用いられるものには、日時計や鳥カゴなどがある。
オーニング(awning) 可動式の日よけのこと。日差しの強い窓やウッドデッキに面した窓の上に取り付けられる。
オープンガーデン
(open garden)
高い塀や生垣などがなく、道路などに面して作られる開放的な花壇や庭のこと。
置き肥(おきひ・おきごえ) 追肥のひとつで、肥料を鉢植えの表面に置いたり、浅く埋める。
屋上緑化(おくじょうりょっか) 屋上を利用して植物栽培することで、景観上や建物の断熱効果がある。
オベリスク(obelisk) 方形で尖塔形の記念碑のことですが、庭では縦長に組まれたタワー型の構造物のこと。
お礼肥
(おれいひ・おれいごえ)
花が咲き終わったあとに、消耗した植物を回復させるために、感謝の意をこめての追肥。
     〈カ〜コ〉
化学肥料
(かがくひりょう)
チッ素、リン酸、カリウムの3要素を科学的に作り、混合した肥料のこと。一般に、緩効性化学肥料に対し、すぐに効果が表れる即効性のある肥料。
花茎(かけい) 花の茎のこと。狭義には、チューリップやガーベラ・タンポポ・ロゼットなど、葉をつけないでその上部に直接出て、花だけを付ける茎を指す。
花梗(かこう) 花床からもっとも上にある葉までの柄の部分。花梗、または花柄(かへい)という。
花崗岩(かこうがん) 石英(せきえい)・長石(ちょうせき)・雲母(うんも)などを主成分とする火成岩。御影石(みかげいし)の名で知られている。
笠置(かさぎ)レンガ レンガ積みで最上部に乗せるレンガ。
ガゼボ(gazebo) 日本のあずまやと同様で、庭の大型修景構造物。
鹿沼土(かぬまつち) 栃木県鹿沼地で採取した酸性の黄色粒状土。通気性や排水性に優れている。
株立ち(かぶだち) 一つの根株から3本以上の幹が立ち上がった草木。株。
カラーリーフプランツ
(color leaf plants)
葉の色がライムや赤褐色・班入り・銀白色など緑色以外の葉色の美しい植物。
緩効性化学肥料
(かんこうせいひりょう)
肥料を与えた後、ゆるやかに効き目が現われるもの。栽培を始めるときなどに用いられる。
灌木(かんぼく) 樹木を高さや幹の形で便宜的に分けるときに使う言葉で、低木と同意語。ドウダンツツジ・ユキヤナギ・シモツケなどがある。
観葉植物(かんようしょくぶつ) 葉を観賞するために栽培する植物。主に室内で観賞し、一般に熱帯・亜熱帯原産の植物。
帰化植物(きかしょくぶつ) 人為的な影響により、自生地から渡来してその土地に根付き繁殖し、生育する植物。
気孔(きこう) 植物の表皮の孔辺細胞の間にある孔。空気や水蒸気のガス交換を行う小さな穴。葉の表面にもっとも多く、光や湿度により開閉する。
寄生植物(きせいしょくぶつ) 他の植物から栄養を取って生育する植物。植物は光合成によって生育するが、一部の栄養を他の植物に依存する半寄生植物や、全寄生植物がある。
擬石(ぎせき) 自然の岩石に似せて作ったコンクリート製の石。
キッチンガーデン
(kitchen garden)
料理に使うハーブや野菜など、キッチンで活躍する植物が植えてある花壇。
客土(きゃくど) 地表から30pほどの土を良質の土に入れ替える、土壌改良法のひとつ。
グラウンドカバー
(ground cover)
土の表面が見えないように地面を覆うもの。ほふく性のある植物のほか、芝生や砂利・レンガなどが用いられる。
グラデーション(gradation) 色を秩序正しく並べていくことで、花色をコーディネイトする場合、同系色で少しずつ色の違うものを並べたもの。
黒土(くろつち) 有機質を含む火山灰土。保水性に優れているが、通気性・排水性が悪く、腐葉土などを混ぜて使用する。
化粧砂利(けしょうじゃり) 砂利の一種で、表面に着色・塗装・研磨。切削など意匠上有効な仕上げをしたもの。
化粧ぶた(けしょうぶた) 庭にある排水マスのフタのことで、庭つくりのときにいつもぶつかる問題。フタの中にテラスと同様のものを張って、マスブタを目立たなくさせる。
高山植物(こうざんしょくぶつ) 高山に自生する植物で、森林限界より高さで生活する植物。日本の森林限界は2500m、北海道では約1500mの高さ。
広葉樹(こうようじゅ) 葉の幅が広い被子植物。双子葉植物であまりかたくない樹木を指す。
高麗芝(こうらいしば) もっとも多く使われている日本芝に一種。姫高麗芝の品種もある。
コケ 種をつくらず胞子で増え、維管束のない植物。古木・湿地・岩石の表面に生える、花の咲かない低い植物の総称。
木立ち性
(こだちせい・きだちせい)
木の幹のように茎が太く、木質化して立ち上がる性質。キダチアロエ・木立ち性ベコニア・木立ちダリアなど。
鋸歯(きょし) 葉の縁がのこぎりの歯のように、ぎざぎざで細かく切れこんだもの。葉の周辺が滑らかでぎざぎざがない場合は、全縁(ぜんえん)という。
クマデ 長い柄の先にクマの爪のような鉄爪を数個並べたもので、落ち葉などをかき寄せる道具。
クリーピング(creeping) ほふく性のこと。枝が地面を水平に這うように伸びる性質。
結球(けっきゅう) ハクサイ・キャベツ・レタスなどの葉菜類で、葉が重なり合って球状をなす現象。
光合成(こうごうせい) 植物は葉の葉緑体から、太陽光を利用して吸収した二酸化炭素と水分から有機化合物を合成する。これを光合成という。
骨粉(こっぷん) 動物性の有機肥料の一種。
コテージガーデン
(cottage garden)
イギリスで見られるガーデンスタイルのひとつで、郊外にある農家風の小さな家にある果樹や花木・花・野菜・ハーブなどが植えられている庭。
コニファー 針葉樹の総称で、球果をつけるマツ・モミ類。色や形が美しい。
小端立て花壇
(こばだてかだん)
レンガ積みや石積みの方法で、小端(側面)を立てるようにして積んだ花壇。
コンサバトリー(conservatory) イギリスなどで、よく庭に使われるガラス張りの温室のこと。
コンテナ(container) 植物を植える鉢の総称。通常、単品を植える鉢以外の、大型のプランターやテラコッタなどを指す。
コンテナガーデン
(container garden)
鉢植えなどで楽しんだり、種類の違った植物の寄せ植えしたものを総称してコンテナガーデンと呼ぶ。
コンパニオンプランツ
(companion plants)
いっしょに植えると病害虫の発生が抑えられたり、生育のよくなる植物のこと。
     〈サ〜ソ〉
サークルテラス
(circle terrace)
円形のテラスのこと。
サービスヤード
(service yard)
裏庭のこと。サービスコート・バックヤードともいわれる。
サボテン 多肉植物を含めることもあるが、一般にはサボテン科の植物の総称。扁円状・球形・紐状など種類も多く、外形は変化に富む。
山野草(さんやそう) 山や野に自生する草や小灌木の総称。
シーサイドガーデン
(seaside garden)
海辺にあるようなイメージでデザインされた庭。海風や砂地でも育つ植物たちを組み合わせながら、海辺の雰囲気を表現する庭。
シェードガーデン
(shade garden)
日陰で育つ植物を利用し、日陰を生かして落ち着いた趣を演出した庭。
敷石(しきいし) 園路や通路に石を配して歩きやすくすることで、飛び石も敷石のひとつ。
シダ 維管束はあっても種子をつくらない緑色植物。根・茎・葉の区別があり、郵政生殖と無性生殖とを交互に繰り返す。茎は多く地中にあり、そこから葉と根をつくる。
枝垂れ性(しだれせい) 枝が伸長するにしたがい枝が細いので、重みに耐えられなくなるため下垂する性質の植物。樹木ではサクラ・ウメ・モモ・ヤナギなど、草本ではフクシアや球根ベコニアがある。
遮光率(しゃこうりつ) 植物を真夏の直射日光から守るために保護する、遮光度合いを表したもの。
借景(しゃっけい) 庭園外の遠山や樹木などの風景を庭に取り込み、利用した庭づくり。
周年栽培
(しゅうねんさいばい)
作物の栽培を、1年中供給できるように栽培すること。
種子植物(しゅししょくぶつ) 子孫を残すとき種子をつくる植物。裸子植物(ソテツ・イチョウなど)と、被子植物(バラ・サクラ・ランなど)がある。
宿根草(しゅくねそう) 一度植えると2年以上にわたって生存する性質をもつ植物。多年草と同意語。
主庭(しゅてい) 敷地の中心となる庭。メインガーデンともいう。
主木(しゅぼく) 庭園の景観の中心となる樹木。
常緑樹(じょうりょくじゅ) 1年以上枯死しない葉をもつ植物で、緑色をしている。葉の寿命は広葉樹で1〜3年、針葉樹で3〜5年。
食虫植物
(しょくちゅうしょくぶつ)
葉が変形して捕虫器官になり、昆虫を捕獲消化して栄養の一部とする植物の総称。
植物ホルモン 非常に低濃度の物質で、植物の体内で生産され、芽・茎・葉・種子などの生長などの機能を調整する化学物質。
シリンジ(syringe) 植物などに水を噴霧し、湿度不足を補ったりハダニなどを防除すること。
シンボルツリー
(symbol tree)
家や庭の目印となるような象徴的な木のこと。大型のものを用いる場合が多い。
水生植物(すいせいしょくぶつ) 水中に生活する植物の総称。葉や茎を水上に出す抽水植物、葉を水に浮かべる浮葉植物、水底の土に根を張らず水面に浮いている浮標植物、植物全体が水に沈んでいる沈水植物がある。
砂決め(すなぎめ) レンガなどの素材を床面に敷くときに、下地にモルタルやコンクリートを用いずに砂だけを敷く方法。
スライスレンガ
(slice renga)
薄く板状に加工したレンガ。
整形式花壇
(せいけいしきかだん)
四角や円形などの幾何学的な模様を描くようにデザインして、植物を植えた花壇。
西洋芝(せいようしば) 輸入物の芝で、ケンタッキーブルーグラスなどの品種もある。
石英顔(せきえいがん) ガラスのようなツヤがある石のこと。
石灰岩(せっかいがん) 炭酸石灰から成る水成岩。
剪定(せんてい) 樹木の枝を切って整えること。
前庭(ぜんてい) 建物の正面に面した庭で、フロントヤードともいう。
双子葉植物
(そうしようしょくぶつ)
被子植物のうち、種から芽が出て初めに出来る2枚の葉(双葉)の植物。多くは葉に網状脈をもつ。
ゾーニング(zoning) 設計用語で、庭や家の設計図面を作るときの地割り。敷地を主庭・駐車場・アプローチなどに大まかに区分すること。
     〈タ〜ト〉
耐火レンガ(たいかれんが) 耐火粘土に焼粉を混ぜたもので、1580℃以上の高温に耐えられるように焼成されたレンガ。
多肉植物(たにくしょくぶつ) 葉や茎・根などに一部を肥厚させて水を貯める組織をもつ植物。形がユニークなものが多い。
多年草(たねんそう) 一度株ができると花が咲き、実を結んでも何年も生育するものを指す。
タブロー(tableau) フランス語で完成した絵画を指すが、園芸では多肉植物を使った壁掛けの寄せ植えを指す。
短日植物(たんじつしょくぶつ) 一定時間以上の暗期をもつ光周期を与えないと開花しない植物。秋に咲くものが多く、イネ・トウモロコシ・ダイズ・コスモス・キク・アサガオなど。
単子葉植物
(たんしようしょくぶつ)
子葉の2枚ある双子葉植物に対して、子葉が1枚の植物。葉に平行脈があり、茎の維管束は不規則に散在する。
団粒構造
(だんりゅうこうぞう)
土の粒の構造のこと。水の与えすぎなどでその構造が壊れると、養分などの生成が行われなくなるので注意が必要。
着生植物
(ちゃくせいしょくぶつ)
樹上や岩などに付着して生活する植物。寄生植物と違い、養分を他の植物から摂取しない。
虫媒花(ちゅうばいか) 昆虫が媒介する花粉によって受粉する植物。サクラやユリなど。
長日植物
(ちょうじつしょくぶつ)
短日植物の対語で、日照時間が限界日長より長くなると花芽をつける植物。春から夏にかけてのものが多く、ダイコン・ホウレンソウ・ペチュニアなどがある。
坪庭(つぼにわ) 周囲を建物や塀・垣根で囲まれた狭い庭。
つる性植物
(つるせいしょくぶつ)
茎がつる状で壁や木・フェンスやパーゴラなどにつたい登りしながら生育する植物。
底面吸水鉢
(ていめんきゅうすいばち)
鉢底に水を貯めるスペースがあり、そこから不織布で水を吸い上げて用土に導く鉢。
低木(ていぼく) 樹高が0.3〜1.5m程度の木で、主として潅木を指す。
ディッシュガーデン
(dish garden)
身近にある皿などを利用して植物を植え、ミニチュアの箱庭を演出したコンテナガーデン。
摘心(てきしん) 花数を増やす目的で、茎や枝の先端を摘み取ること。
鉄平石(てっぺいせき) 板状の節理がよく発達した溶岩で、簡単に数センチの薄板状石を得られる。¥ので、張石や敷石、化粧石に用いられる。
テラコッタ(terracotta) 素焼き鉢の総称。通気性と水はけがよく、デザイン性に優れたものが豊富に揃っている。
テラスガーデン
(terrace garden)
テラスのように部屋から出入りができ、明るく開放的な印象の庭。
テラりウム(terrarium) 鑑賞用植物栽培用のガラス容器。インテリアとして栽培や観賞を楽しむ。
照り葉(てりば) 葉の表面が美しく、つやつやと光沢のある葉。ツバキやツゲなど。
透水性(とうすいせい) 土の構成粒度や性質により、水の浸透量に差が生じること。
徒長枝(とちょうし) 果樹の潜伏芽や不定芽からでる勢いのある枝。他の枝に行くべき養分が取られてしまうので、取り去る。
飛び石(とびいし) 飛びとびに配置された歩行用の石で、敷石の一種。
トピアリー(topiary) 樹木の枝葉を刈り込んで、球形や円錐形などの幾何学的な形や動物の形に仕立てたもの。枝が細かく、葉が小さい木が適している。
トレリス(trellis) 植物のつるを絡ませたり、茎を支えたりするときに用いる格子のことで、木製で作られたフェンス。
トンネル栽培
(tunnel さいばい)
低温や風雨の対策などで、プラスチック素材や割り竹などを使い半円形のトンネル状にした構造物の中で、作物を栽培する方法。
     〈ナ〜ノ〉
ナーセリー(nursery) 植物の生産や研究などを行う農園や専門園。
中庭(なかにわ) 三方または四方を建物や回廊で囲まれた庭空間。コート坪庭ともいう。
ナチュラルガーデン
(natural garden)
雑木林など、自然の野山や森をイメージした庭。
庭石(にわいし) 自然にある石の中から庭園に適したものを選び、庭園材料としたもの。産地別に、山石・沢石・川石・海石に分けられる。
根腐れ(ねぐされ) 水はけの悪い用土に植えた植物の根が傷んで衰弱すること。コンテナでの栽培はゴロ土を入れて通気をよくすることが必要。
熱帯性植物
(ねったいせいしょくぶつ)
熱帯・亜熱帯原産の植物。葉を観賞する植物で、熱帯・亜熱帯原産のものを観葉植物という。
根詰まり(ねづまり) 植物の根が鉢の中にいっぱいまわりきってしまい、肥料や水が吸収できなくなった状態で、地上部の生育も衰える。
根鉢(ねばち) それまで植えられていたポットに根がまわり、ポットから引き抜くと、根と用土が塊となったもの。
     〈ハ〜ホ〉
パーゴラ(pergola) 藤棚と同様で、つる植物を絡ませて日よけ棚として設けられる構造物。
バードバス(birdbath) 庭を演出するオーナメントの一種で、鳥が水を飲んだり水浴びしたりする容器。
ハーブ(herb) 食用または薬用植物のうち、主として葉や茎を香料として利用するものの総称。
ハーブガーデン
(herb garden)
香草や薬草などのハーブを植えて、それを収穫し利用する庭。
バーベキュー炉
(barbecue ろ)
バーベキューをするための野外料理施設。耐火レンガで積むことが多い。
バーミキュライト(vermiculite) ひる石を高温で焼いた無菌状態の人工用土で水はけ、水もち、通気性がよいのが特徴。土壌改良や、さし芽に向いている。
パーライト(perlite) 高温・高圧で焼いた、多孔質軽量な人口用土。
ハイドロカルチャー
(hydroculture)
水耕園芸。穴のない容器に発砲煉石やカーサンドなどを詰め、観葉植物などを栽培する方法。
培養土(ばいようど) 植物を育てるときに使う用土のこと。植物の種類によって数種類の基本用土があらかじめ混合されているもの。
鉢底石(はちぞこいし) 鉢の底に敷く軽石。根腐れ防止と通気性、排水性をよくする効果がある。
バックヤード(backyard) 道路に面したフロントヤードに対して家の後ろ側のプライベートな空間をいう。
パティオ(patio) 主に石やレンガで作った中庭。
葉焼け(はやけ) 植物の受光量が大きい場合、葉の一部に日焼けがおこること。
ハンギング(hanging) 植物を植えるプラスチックやワイヤーのカゴで、壁に掛けたり吊るしたりして、植物を横や斜め下から鑑賞するガーデニングの手法。
被子植物(ひししょくぶつ) 裸子植物の対語で、種子が心皮に包まれて子房の中にできる一群の植物の総称。
ピートモス(peat moss) 寒冷地の湿地の水ゴケが堆積し、泥になったもの。とても軽く、ハンギングバスケットなどの用土に混ぜて使われることが多い。
姫高麗芝
(ひめこうらいしば)
高麗芝の一品種で、やや小ぶりの芝。
ぴんころ 立方体にカットされた石やレンガのこと。小道やテラスの縁取りなどに使用する。
ファン仕立て(fan じたて) 壁やトレリスに、枝を扇状に広げ這わせた樹木の仕立て方。
覆土(ふくど) 種子まきをしたあとに、上からかぶせる用土のこと。
複葉(ふくよう) 二つ以上の部分にわかれた葉身をもつ葉の総称。
萌芽(ほうが) 成長を停止していた芽が萌え出ること。芽生え。多くは宿根草や木本植物の芽が発芽することをいう。
胞子(ほうし) コケ類・シダ類・藻類のような花を咲かせない植物の、無性生殖の手段として生ずる生殖細胞。
フェンス(fence) 隣の家との境の垣根。無機的なものではなく、木製のラティスなどを用いると見栄えがよい。
フェンス仕立て
(fence じたて)
フェンスを利用して枝を誘引し広げる、樹木の仕立て方。
フォーカルポイント
(focal point)
庭の視界の中心になる部分。視線を集めるために意図的に作られたポイントを指す。
腐葉土(ふようど) 広葉樹の落ち葉を堆積して発酵させたもの。排水性がよく、養分を多く含むので植え土に3割程度混ぜて使用するとよい。庭植え・鉢植えのどちらにも向いている。
フロントヤード(front yard) 道路から玄関までのスペースをフロントヤードという。それ以外のスペースはバックヤードと呼ぶ。
pH(ペーハー)
(Potenz Hydrogen)
土壌酸度を表し、pH7を中性とし、それより小さい場合を酸性、大きい場合をアルカリ性と呼ぶ。
壁泉(へきせん) 壁に水道栓を通しているもので、壁に付けたオブジェから水が流れるように作られたもの。
壁面緑化
(へきめんりょっか)
住宅の壁を植物で覆い、景観の向上や日差しから建物を守る植栽方法。
ヘゴ ヘゴ科の常緑シダの総称。茎は太く直立して3〜5mの高木状をなし、頂に大型の葉を束生する。
べたがけ 保温・発芽・防霜・などのため、不織布を作物の上にかけて栽培する方法。
ベタ貼り 芝生をすき間なく植える方法。
ボーダー花壇
(border かだん)
庭園内の機能を仕切るために設ける花壇で、奥から手前に草丈の高いものから低い順に植え込んでいくスタイル。
ほふく性 茎が横に這うように伸びる性質。花壇のグランドカバーやハンギングバスケットなどに用いる。
     〈マ〜ヨ〉
枕木(まくらぎ) 鉄道の枕木の廃材利用から、人気なった角材。庭作りの素材としてよく使われる。
真砂土(まさつち) 花崗岩が風化してできた土。粘土質で粒子が細かく、排水性や通気性が悪いため、腐葉土などを混ぜて使う。
マルチング(mulching) 植物の根元に保護材をまいて、外部の変化から保護すること。
水ごけ(みずごけ) 湿性地のこけを乾燥させたもの。保水性・通気性に富み、非常にたくさんの水を吸収するので、ハンギングバスケットには欠かせない。
芽かき(めかき) キクのように、1本の主枝で楽しむ花のわき芽を切除すること。すっきりした株を作るのが目的で、わき芽に余分な栄養をとらせず、見事な花がつく。
木質化(もくしつか) 植物細胞の細胞壁にリグニンが増えて、全体に硬くなる性質。
メジ貼り(めじばり) 芝生を貼る間隔を3〜4pあけて植える方法。
元肥(もとごえ) 植物を植える前に、土の中に混ぜておく肥料。
ヤシガラマット ハンギングバスケットなどに用いられる乾燥したヤシ使用のマット。
養生(ようじょう) 保護材などをかぶせて、外部のさまざまな変化から保護すること。
陽性植物(ようせいしょくぶつ) 日なたを好んで生育する植物。葉は層状に並び、1枚の葉は厚くなる傾向にある。パンジー・アサガオ・ペチュニア・チューリップなど。
横長タブ(よこながたぶ) タブとは樽を利用した木製コンテナのこと。横長タブは楕円形のコンテナ。
     〈ラ〜ワ〉
ライフサイクル
(life cycle)
種が発芽してから種をつくって枯れるまでの過程。
落葉樹(らくようじゅ) 常緑樹の対義語で、秋ごろに葉が落ちて翌春に新芽がでる樹木。
裸子植物(らししょくぶつ) 被子植物の対語で、胚珠が心皮に包まれずに、表面に裸出する一群の植物の総称。ソテツ・イチョウ・針葉樹類がある。
ラティス(lattice) 木製や金属製の格子が入ったフェンスのことで、コンクリートなどと違って人工的でなく、庭全体がやわらかな雰囲気となる。
乱貼り(らんばり) 敷石の手法のひとつで、自然石の不定形のものを、そのまま貼っていくやり方。
立水栓(りっすいせん) 柱状になっている水道栓。
ルーフガーデン
(roof garden)
屋上など空中に作られた庭。眺望のよさがポイントとなる。
レイズドベッド(raised bed) 石やレンガを積み上げたり、丸太や板の棚を縁取りにして、地面より高い位置にある花壇のこと。水はけがよくなり、庭に変化も生まれる。
レンガ 粘土を成形し、焼いて作られたもの。アプローチ・園路・花壇・門柱・などの素材としてよく使われる。
ロゼット(rosette) 単縮した茎から葉が重なって放射状についている様子。
ローメンテナンス
(low maintenance)
水やりや花がら摘み、雑草取り、剪定などの管理作業がほとんどいらないこと。グランドカバーやレンガ、砂利などで地面をおおう。
ロックガーデン
(rock garden)
岩石や礫をたくさん用いて作る庭や花壇。石と石の間に植物を植えていくが、水はけがよいので山野草などが育てやすい。
矮性種(わいせいしゅ) 背丈が低く小さい品種の植物。鉢植えなどのコンテナ栽培に向くように作られた品種が多い。
ワイルドフラワー
(wildflower)
手間をかけずに、種から簡単に繁殖できる野生の草花や園芸用草花のこと。
わき芽(わきめ) 先端以外につく芽のこと。
早生(わせ・そうせい) 品種の中で比較的早く、開花や結実・成熟などが生ずることをいう。



........... メニュー ..........
ガーデニング☆DIY
サークルテラス
レンガで花壇
アプローチ
レンガウォールを作ってみました part1
レンガウォールを作ってみました part2
レンガウォールを作ってみました part3
ブリックでウッドデッキの階段
レンガ・ブリックの立水栓
敷石とブリックの園路
レンガの積み方・敷き方
バーベキューコンロ
枕木庭園灯
物置の室外機カバー
玄関前の庭園灯
カッパの置物
庭飾り 犬の置物
ビーズと蔓の飾り表札
多肉植物を使って表札
バードフィーダー
クリスマスツリー
クリスマス・正月花飾り
ウェルカムボード
巣箱とバードウォッチング
ハンギングバスケット
丸杭を使って花入れ
流木の花台
木の枝の飾りポット
春のプランター
秋の花に似合う花入れ
変わりプランター
樽型のフラワーボックス
切り株のコンテナ
テーブルのバスケット
シャンデリアの飾り鉢
吊り下げ式の花入れ
新春の花飾り2点
花と葉ものと8月の花台
カット枝のグリーンスタンド
枝に絡ませた半日蔭の植物
花☆植物
足利フラワーパーク 花
エッセイ ツツジの花
秋の花 コスモス
花に思う
エッセイ・あじさい
花・クリスマスローズ
花・クレマチス
日陰の植物
観葉植物のアロマテラピー
ハーブのある暮らし
ハーブの効用
ハーブを使った料理
国際バラとガーデニングショウ
国際バラとガーデニングショウ 2
昭和記念公園 フラワーガーデンショー
那須フラワーワールドと水陸両用バス
自然植物園 らんの里堂ヶ島
富士山に臨む山中湖の花の都公園
菊とお線香の感動
昭和記念公園の花だより
虹の郷・花しょうぶ
ペットプランツのカラスムギ
草花を上手に育てるコツ
ハーブと野菜のコンパニオンプランツ
つる性植物とツルバラの育て方
ブルーベリーの育て方
花も美しいモモの栽培
生ごみで堆肥をつくってみました

花と花言葉
366日の花と花言葉
1月の花 花言葉 1月1日〜31日
2月の花 花言葉 2月1日〜29日
3月の花 花言葉 3月1日〜31日
4月の花 花言葉 4月1日〜30日
5月の花 花言葉 5月1日〜31日
6月の花 花言葉 6月1日〜30日
7月の花 花言葉 7月1日〜31日
8月の花 花言葉 8月1日〜31日
9月の花 花言葉 9月1日〜30日
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