新治市民の森

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〜 新治市民の森 〜
新治市民の森 池ぶちにある雑木林
新治市民の森の雑木林
常見谷戸にある、池ぶちから尾根道に抜ける、D-15の案内板近くの雑木林。円の中央に、両手をついた猿が木に登っているように見える木のコブを発見。思わずパチリ。
新治市民の森は横浜市の緑地保存制度で、市内23番目の市民の森です。緑区にあるこの森は「北の森」と称され、学校や住宅地に囲まれた市内屈指の緑地帯です。


クヌギ・コナラ・スギ・ヒノキなどが群生し、また70種あまりの野鳥や、50種ほどのチョウ、そして都市近郊ではあまり見られなくなった流水性のトンボなどにも出会えます。

また新治市民の森愛護会・水辺愛護会や旧奥津邸実行委員会ほか、多くのボランティア活動が盛んで、一年を通じていろいろな催しがあります。



新治市民の森は、67ヘクタールほどの広さがあり、「見晴らしの広場」から向かって上側は「谷戸見学1時間コース」、下側は尾根道を行く「健脚2時間コース」とに分かれています。


今回は、駐車場のあるA-8地点から谷戸見学コース
(水色の線)に入り、奥津邸 (黄色い部分)まで散策し、奥津邸からA-1地点(赤色の線)まで歩き、新治小学校側から健脚コース(同じく赤の線)である尾根道を一周しました。


「谷戸見学コース」はその名の通り見て楽しみ、尾根道の2時間は、森林浴に適しています。


今回歩き終わって感じたことは、新治市民の森の周辺は住宅地や学校に囲まれているため、このような深い森とは思えず、どこか遠くの山に足を運んだような錯覚に陥ったことです。


尾根道を歩くと特にその感は深くなり、たっぷりと森林浴を満喫しました。緑区にこのような森があることは、
近くに住む者として嬉しい限りでした。


地図上に番号がありますが、位置が分かるように下記の案内文にも@〜Pまでの番号を振ってあります。



A-8地点見晴らしの広場から C-1旭谷戸まで


駐車場側の入り口 A-8の案内板

@
【A-8と書かれている案内板】

新治市民の森の案内板にはアルファベットと数字で書かれた案内板が設置されています。これは森の中で緊急事態のときに、現在地を知らせるための地点番号とのこと。

写真はA-8とあり、駐車場のある見晴らし広場側の入り口です。

にいはる 森工房

A
【にいはる 森工房】
見晴らし広場を過ぎるとすぐに「にいはる森工房」があります。新治市民の森では、清掃作業から生じる資源を活用して、楽しみながら工作が体験できます。

森愛護会と横浜市の共同事業として開設したもので、日曜・祝祭の午前10:00〜午後4:00までで、工具などは常設してあります。工具維持費・材料費として中学生以上 300円・小学生 100円とのこと。

検見坂にあるA-5の案内板

B 【A5 検見坂から谷戸見学コースへ
森工房を後にしてを少し歩くと、検見坂A-5の案内板があり、そのまままっすぐ行けば「池ぶち広場」ですので、左の旭谷戸方面に向かいます。

ここから谷戸見学コースに。

谷戸見学コースにある、落雷の案内板落雷に遭った木

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【落雷の看板と、落雷のため抉り取られた木】

検見坂から少し登ったところに、落雷のため抉り取られた木がありました。かなり高い木で、スギの木のようですが、無残にも枝はすべて枯れていました。実際に目の前で見ると、改めて雷の怖さを感じます。

向山の竹林

D
【深い竹やぶ
油窪を左に臨み、右手に竹林が見えてきます。ここから二股に分かれ、左に行けば旭谷戸、右に行けば新治小学校です。左に折れ旭谷戸に向かいます。

余情ある竹の落ち葉の森の道

E
【幻想的な道が続く竹林】

しばらくは深い深い竹やぶの道を歩きます。竹が鬱蒼と生え、昼間でも暗く、竹の枯れ葉が降り積もる様子は、幽玄の趣とはこのようなことかな、と。幻想的な雰囲気は見応え充分です。


B-2地点 奥津邸

奥津邸の母屋

【旧奥津邸母屋】
奥津邸のお座敷

【奥津邸の20畳のお座敷】
奥津邸の廊下

【ボランティアの方々が淹れてくれた
お茶を飲みながら、庭を眺める】
奥津邸から見た新治市民の森

【奥津邸から眺める、新治市民の森】

旧奥津邸は横浜市が寄付を受けた日本家屋で、長屋門は江戸末期、土蔵は大正15年に建てられ、横浜市の歴史的建造物に指定されている、由緒ある建物です。

横浜市は市民が利用できる公園として「新治地区の特色を活かした公園の計画づくり」を進めています。

新治地区の一帯は横浜最大の緑地のひとつです。樹林や田んぼ、河川の保全活動など、里山の景観を保つため、市民活動が活発に行われている地域です。

奥津邸は現在、ボランティア団体が管理し、 土日・祝日・第2木曜日の開館日にさまざまな講座やイベントが催されています。

開館時間: AM9:30
閉館時間: PM4:00 (12月・1月・2月)
: PM5:00 (3月・4月・9月・10月・11月): PM6:00 (5月・6月・7月・8月)

【お問い合わせ】
平 日 : 北部公園事務所 : TEL 045-311-2016 FAX045-316-8420開館日: 旧奥津邸 TEL/ FAX 045-931-4947
〒226−0017 : 横浜市緑区新治町887
U R L : http://homepage2.nifty.com/okutsutei/
E-mail: okutsutei@nifty.com
活動の様子の写真集
【年間を通して活動されているさまざまな催しの様子が写真に収められ、20畳の部屋の隅々においてある】


A-1地点の新治小学校側から尾根道を一周


群生しているクマザサは、新治市民の森だけと言われている

F
【C-5の入り口付近】

奥津邸から少し歩いたC-5地点の向山に向かう入り口付近には、クマザサが群生している場所があります。

横浜から消えつつあり、緑区ではここだけだとありましたので、尾根道に入る前に寄り道をして写真を撮りました。 圧巻です。

A-3地点の三叉路

G 【A-3地点の三叉路】

いよいよA-1地点から尾根道へ続く道へと入ります。舗装された田んぼ道を少し歩くと、A-3の案内板があります。

左に行けば「鎌立ての奥」、まっすぐ行けば「見晴らし広場」とあり、尾根道に向かうので左に曲がります。

森の中の簡易野菜売り場

H 【森の野菜販売所】
少し歩くと、左側に農家の方が簡易に作った小屋でその場で取れた野菜を売っていました。

新鮮で値段も手頃、購入したくとも、これから尾根道を歩くので、断念。

案内板 E-1

I
【E-1地点の分かれ道】

野菜販売所から少し行くとE-1の案内板が。左右どちらの道を行っても尾根道に出ますが、コース通りの尾根道に行くには右ですが、左に沼があるので少し寄り道です。

沼での野鳥観察の人たち

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【沼で野鳥の観察】
新治市民の森には70種類の野鳥が棲息しているためか、沼の周りには野鳥の写真を撮る人たちがいっぱい。

市民の森の沼

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【新治の沼】
紅葉には少し早いので残念。もう少しすれば沼と調和してきれいな景観になることと思います。

池ぶちにある、露出した木の根

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【露出した木の根】

E-1地点の分かれ道に戻り、右に登って行くと大きな木の根が露出していました。木の根とはこんなにも旺盛に張るものかと、普段は見られない土中の根に感嘆。

朽ちた木からの毒キノコ

L
【常見谷戸でのキノコ】
尾根道に向かう途中に、白い縁取りにオレンヂのキノコを発見。枯れ木も山の賑わい、と言いますが、こうして見ると毒キノコも森の賑わいですね。

深い尾根道

M
【尾根道】

D-15の案内板を左に曲がり、尾根道に入ります。深い森には、時どき枯葉が風に吹かれ、ハラハラと雪のように舞い落ちるのです。また、ちょうど疲れた頃にタイミングよく、見晴らしの良い場所にベンチが備えられていました。

杭が打たれている尾根道

N
【杭が打たれている尾根道】
森はますます深くなり、両脇が崖になってきました。そのため、森の道には長く長く杭が打たれていました。杭は真新しく、その杭の数の多さに改めて愛護会の方々の努力を痛感しました。

森を出た景色

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【森を出た景色】

2時間ほどの散策を終え、森を出ると広びろと開けた眼下に美保町の団地が見えました。森の美しさとはまた違い、のびのびとホッとする瞬間です。

新治小学校側森の出口

O 【森の出口】
森を出て、振り返って見ると、両脇に大きなクリの木が茂り、森の出口が丸い穴のようにかたどられていました。

森を出た所 新治小学校側のどかな風景

P
【原風景】

森を出てしばらく歩くと、子供たちの歓声とともにトントンとかなづちの音が・・・。どこか昔懐かしく、桃源郷に踏み入ったかのような趣で、どこからか、にわとりの鳴き声や犬の鳴き声までも聞こえてきそうでした。

新治市民の森
  場所: 緑区新治町および美保町

  駐車場: 土・日・祝 AM9:00〜PM17:00 (最大20台)

  交通機関: JR十日市場駅からバス23系統 
  若葉台中央行郵便局前下車。徒歩5分

(※バスや駐車場の時間等は変更されていることもあるので、確認してからお出かけください。)







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